私の中には何か人間ではないものがいる。
奥深くに大きな雄牛が住んでいます。
その雄牛は、私の意識をのんびり散歩し、
尾をぶらぶらさせて、のんびりと放牧さてれいます。
一般的には平和な、この雄牛の心の中は、
広大な緑の牧草地や牛のハーレムの夢を見る。
その雄牛は、哲学にはまったく関心がないし、
いつかはハンバーガーの肉になりことを気に病んでいない。
のんびり反芻しながら、ゆったりと肥える、
私の中の人間の部分がうらやましがるほどに。
あぁ、でも現実はそんなに甘くはない。
高値がつくタイミングで、
この立派な生き物は虐殺され、
細かく刻まれ、凍結され、ラップに包まれ、
その後、「今夜の夕食は何にしましょうか。」
を考えているの消費者によって
買い上げられる。