SIBA: Shizuoka International Business Association No. 27. 1997. p. 15-20

ニッポン住宅印象記
ティモシ・ニユーフィールズ
 この原稿の内容をあれこれév案していたé栫Aたまたまéрヘタイにいました。この国にも経済成長による急激な近代化の波が押し寄せており、高層ビルが林立し、éヤが溢れる都ésバンコク。新しいタイと伝統のタイとの狭間 に生きる民衆の逞しさと葛藤がひしひしと感じられます。日本でも同様に、近代化という名目で、異文化との融合が生活の中に進んでいます。これは世界的な傾向で、通信é闥iの飛躍的な発展により、情報の交換、入é閧ェ世界 中でリアルタイムで行えるようになったことや、多国籍企業の出現によって共通の方向に近代化が進んでいること、交通é闥iの発達や航空会éミ間の競合によって個人が安価で簡単に海外へ行くことができるようになったこと など、国家レベルでも、個人レベルでも異文化間の交流が進んでいます。たとえば生活の基本である「衣・食・住」を考えるとその傾向がよくわかります。
 『衣』は今や海外ブランドの服を着ている日本人は珍しくありません。どの国に行っても、有名ブランドの店を見ることができます。世界中のééメが共通のééメ文化の象徴のごとくジーンズをはいています。
   さらに顕著なのは『食』文化です。今や世界中のおいしい料理を日本にいながらにして 食べることができます。海外では和食プームで日本料理の店が人気をéし、ニューヨーク のééiバーや立ち食いのうどん店が人気だというニュースも聞きました。日本のテレビで は料理人が対決する番組が人気をéし、和食の料理人も調理方法や調味料に他の国のもの をé謔闢れたり、おいしければ何でもあり、というép勢です。まさに食文化に国境はあり ません。
 『住』については、本材をふんだんにégった伝統的な日本住宅というのはご近所を見回 してもそうはありません。聞けば、そういった住宅を建てようとévったらお金がかかりす ぎると言うのです。それで高価な木材をég用しなくてもすむé闕な現代建築の洋風(?) の折衷住宅が日本に増えているのでしょうか(それでもアメリカ人のéрノは信じられない ような高額な住宅ですが)。éコ内のインテリアを見ても、どこの国にいるのかわからない、 という現象が起きています。そして最近では海外からの本格的な輪入住宅に人気が高まっ ているそうですが、その人気の理由が外観、価格、éタ用性であるならば、ますます住文化 の異文化融合に拍éヤがかかるかも知れません。
 さて、話しは変わりますが、éрェ日本に初めて足を踏み入れたé栫Aもう10年以上も昔 の話しになりますが、日本に対しでいかに無知であったかをévい知らされました。その当 é桙フアメリカでは日本についてのニュースや本もまだ少なく、まして普通の人々の生活に ついては知る術がありまぜんでした。知っていたのは黒沢監督の映画と富éméRぐらい。た またまアメリカのわが家にホームステイしていた日本人の青年(当é栫jと連絡をé謔チて日 本に来ました。今では笑えますが、通りにちょんまげを結って刀をé揩チたサムライは歩い ておらず(本気でそうévっていました)、皆洋服を着ていているし、鉄骨のビルディング もéヤもあるので、「なんだ、そんなにアメリカと変わらないな」とévったものです。とこ ろが、éрヘ突然、様々な住宅問題にぶつかりました。部屋探しをénめでみると、外国人だ という理由でなかなか貸してくれません。これがアメリカなら違法なのですが、ここは日 本なのでéd方がありまぜん。アメリカで部屋をéリりようとする日本人はこんな経験はしな いでしょう。やがて、日本にも少しずつ慣れてきて、é囲を見渡す余裕も出てきました。 日本はアメリカと比べ、中流の家庭がひじょうに多い国です。アメリカは日本と比べる と貧富の差がありすぎるので、上と下は対象に入れず、一般的な中流の家庭同émを対象に して今回書くことにしました。
 日本の住宅の印象は、どの家もあまり外観に気を配っでいないことでした。アメリカで は、内装と同じくらい外装もメンテナンスしています。住宅の外装に白や明度の高い色を 外壁にég用し、屋根には壁と相性のいい色相をégいます。それも汚くなれば塗り替えます。 常日頃から庭をé闢れし、出窓にも花がある家が多く、特にクリスマスシーズンともなる と庭や家のディスプレイに照明を駆égした飾り付けに凝り、道行く人の目を楽しませてく れます。また、郊外の住宅地ではéナ生とé道を見れば敷地の境界がわかるため、柵はあま りしません。これに対し、日本の住宅は灰色のプロック塀が家をぐるりと囲んでいるのが 目につき、とても閉鎖的な感じがします。日本はé。安が良いと聞いたはずだが嘘だったの か?と、不安になりました。これではé闢れされた庭も見えません。つまり、日本の場合、 庭はあくまでもそこに住む人だけが楽しむものなのです。住宅に入って気が付いたことは、 エントランスが家の中にあり、天井やドアが低く、一つ一つの部屋が細かくéd切られてい て、各部屋の照明が昼間みたいに明るいことでした。そして何よりも、冬が寒かった。当 たり前だと言われるかも知れませんが、確かに外が寒いのは当たり前です、しかし家の中 まで同じくらい寒いとはévいもしませんでした。アメリカでは寒い地方にも住んだことも ありましたが、家の寒さ対策がしっかりしていたので、いったん家に入っでしまえば大丈 夫だったのでした。しかし日本の住宅のどこからともなく入ってくる冷気にがたがた震え、 翌日、暖房器具を買うために電気店に走りました。éрェ住んだ東海地方の住宅は日本の他 のエリアより暖かいからなのかも知れませんが、断熱についてはしていないようでした。 アメリカでは窓ガラスを二重にし、壁に断熱材をég用します。たぶん、輸入住宅にはそう した配慮をみることができるでしょう。これからの日本の住宅に特に必要なのは、地震対 策と断熱対策ではないかとévいます。前éメは安全のため、後éメは省エネのためです。断熱 とは寒さだけではなく暑さもガードしてくれるのですから。そうそう、断熱対策とともに ソーラ・システムや生ごみの再利用のためのコンポスト等のシステムをé謔闢れることも これからの住宅は考えていただきたいとévいます。
 現在の日本の住宅は前述した洋風折衷スタイルが増えているようですが、本当に快適で 住みやすい住宅で、納得のいく価格なのか、その努力を売る側と買う側がしているのかど うかがわかりません。家は人が造るものですが、家もまた人を造ります。家がどれだけの 役割を担い、要素をもつかによって人生さえも左右するとéрヘévいます。生活スタイルや 経済状態だけでなく、住人の内面的なものまで表れてしまうからです。しかし、重要だか らといっても家はあまりに大きな買い物で、ただ図面から想像するだけでは不安です。コ ンピューター・グラフィックをégって完成予想住宅のグラフィックの中にéゥ分の雛形を立 たせ、白分の身長を基準にして天井の高さや広さをéタ感しながら設計会éミと相談して変更 や追加ができる、またはバーチャル・リアリティで完成予定の家をéタ感できる、という方 法もこれからは可能になるのではないでしょうか。
 狭いと言われる日本の住居ですが、昔からの布団の生活は、毎日の布団の上げ下げによ って一つの部屋を何通りにもégう、という狭さや部屋数の少なさを解消する合理的なé闥i でした。畳の部屋は寝éコにもダイニングルームにも早変わりするし、接客もできる、家族 の団欒の場所にもなります。座るもよし、寝転ぶのもよし、の畳であるからこそできるこ とです。日本人にとっての畳とは、たとえば「起きて半畳、寝て一畳」とか「最期は畳の 上で大往生したい」など人生における訓戒や最後の希望にたとえられ、欧米人のベッド以 上のものなのでしょう。しかし、それも昨今のベッドの普及やテーブルと椅éqの生活に移 行することによって部屋の用途が限られたり、量では不向きなこともあっで、フローリン グにとって変わられつつあります。日本のお年寄りにとって、畳は幼い頃からあって当た り前のもので、その感触と匂いにノスタルジアを感じるのでしょうが、骨や筋力の衰えた 体に、布団で寝ている状態からéゥ力で起き上がるのは容易ではありません。寝た切りにな らないためやé膜フを防ぐためにもベッドや椅éqの生活が必要になります。これから日本は ますます高齢化éミ会を迎えるわけですから、é關や住宅用の小型のエレベーター、éヤ椅éq で下りられるエントランス等々、そういった高齢éメ向けのケアがなされた住宅のé要が多 くなるとévいます。éрフ目からは先進国と言われる日本なのに、そういった配慮がされて いる住宅がたいへん少なく感じます。それでは畳の文化はどこに行ってしまうのか、と、 人ごとながら心配しています。éタはéр烽イろ寝ができる畳愛好éメなのです。
 日本の住宅が狭さを感じる一つの要因は天井の低さです。畳で座って生活していればそ れでよかったのでしょうが、テーブルと椅éqの生活になると基準となるé挙_の高さが変わ り、天井がその分高くならなければいけません。日本人の平均身長も高くなってきている ため、日本人éゥ身も天井が低く感じるのではありませんか。éрヘ身長が192センチメー トルあるため、日本のドアや鴨居の高さはéрノは低すぎて、いちいちé閧ナ押さえてくぐる か、猫背になっていないと頭をぶつけるという痛い目によく遭います。通りの看板も昔の 日本人の身長を基準にしているためか、気をつけていないと怪我をすることがあります。 これから日本人の体格がますます良くなり、平均身長も欧米に並び高くなる日も近いので、 こうしたことが早くなくなってほしいものだと切éタに願っています。
 狭さを感じる他の要因に一辺倒な照明の間題があります。照明への無関心さというのか、 決して日本人が好んで、ということではないようですが安価なためか、蛍光灯や電球で部 屋の中を昼間以上に明るく隅々まで照らしています。コンビニ店や捜し物をするには良い かも知れませんが、家でくつろいでいるé桙竅A読書をしたり、夫婦で語らったり、お客様 を招いてホームパーティーをするé桙燗ッじ照明のというのはあまりに芸がなさすぎます。 家にいるé條ヤを演出するのに、照明ほど簡単にできるものはありません。また、照明によ って昼間よりもずっと部屋を広く見せることができます。ライティングの技術というのは、 まだ日本では一般的ではないようですが、スポットライトをégって部分的に照らし出した り、壁に光をあてる間接照明などがあるようです。和éをégった照明器具は光を柔らかい ものに変えてくれるのでとても好きです。また、光量を調節できるものもたいへん便利で す。キャンドルもたまにはégってみることをお勧めします。
 一方でびじょうに合理的な面をもちながら、何故か日本人宅には複数のタンスが大な 面積を占めていて、たとえ個々のタンスに色やデザインに統一感があったとしても(統一 感に欠けることが多いようですが)、狭い部屋の中では圧迫感があり過ぎ、壁面を凹凸に してしまうことで動線を複éGにしてしまいます。婚礼ダンスのセットという代物はアメリ カ人のéрノは驚きとしか表現できません。それはさておき、アメリカではどうしているか というと、クロゼットなる作り付けのものがあります。普段は壁にしか見えないé納場所 ですが、内側に太い金属のバーがわたしであって洋服がかけられるようになっています。 インテリアのéラ魔にならず、壁面の有効利用ができます。クロゼットの表を鏡にすればé り出した洋服をその場でチェックしてコーディネートができ、前述の照明にも効果的で、 é繧「明りでも鏡で明るさを増幅し、更に部屋が広く見えます。押し入れとタンスをクロゼ ットが兼ねているとévっていただければいいとévいます。こうした作り付けのクロゼット のおかげで転居する際には洋服だけを詰め込んでé氓フ住宅のクロゼットにかけ直せばいい のでとても楽です。
 壁面の話しが出たところで、日本人のお宅の空間のégい方に問題があります。壁に何も かけていないか、かけてあっても部屋の雰囲気に合っていないことが多いのです。アメリ カでは家族のéハ真がよく飾られています。もちろん住人が楽しむ目的もありますが、ホー ムパーティーのé桙ネど話題を提供することにもなります。もちろん買った絵もかけますが、 éq供やéゥ分が描いた絵を額縁に入れで飾ったりもします。いくら高価な絵でも雰囲気に合 わない絵はいただけません。来客は決しで『素晴らしい』とか『センスがいい』なんてこ とを考えずに、『一体この絵はいくらしたのだろう?』と考えてしまいます。
 玄関が家の内側にある伝統というのは、é。安の良かった日本の家屋のé徴と言えます。 アメリカなら家と外界との接点はドアで、エントランスと呼ばれる玄関はドアの外側にあ ります。来訪éメの応対はまずドアを挟んで安全のためにドアチェーンをかけたままで行わ れます。招かれざる客はそこで門前払いされお引é謔閧願うわけですが、日本ではいった ん玄関に来訪éメを招き入れて応対しますね。éO和土から上げるかどうかが来客の振るい分 けといったところでしょうか。しかし、安全を考えると、やはりこれからは不安な気がし ます。
 土足でそのまま家に上がらず、スリッパに履き替える、というのは清潔を好む日本人の スタイルです。トイレにもトイレ専用のスリッパがありますが、欧米ならばすべて土足の ままです。そういえば、「トイレは何処ですか?」と尋ねるé栫A英語では"Where is the bathroom?"(またはrestroom)と尋ねますが、ホテルなどで皆さんがご存じの通り、欧 米では便器とバスタブは大抵同じ部屋にあるので「バスルームはどこですか?」と尋ねる のです。日本の住宅の多くが別々になっていることに気付いたé栫A日本人の衛生観念と風 呂好きの習慣になるほどと頷かずにはいられませんでした。確かに入浴中にすぐ隣で用を 足されたのでは日本人の大好きな入浴タイムがぶち壊れでしょうし、また、用を足す方も éち着きませんよね。いやいや、我慢して病気になってしまうかも?です。ただ、欧米で は日本のようにバスタプの外で体を洗い流すということはしないので、部屋をびしょ濡れ にすることはないし、長湯はしません。日本ではトイレに一部屋、さらに別の部屋に風呂 があり、そこには浴槽と体の洗い場の両方があり、さらに脱衣所まであるわけですから、 いかに日本人にとって風呂が生活の中で、また住宅の敷地内で大きなウェイトを占めてい るのかがわかります。éрヘ朝にシャワーを浴びないとすっきりしませんが、日本人の家内 は夜ゆっくりと長風呂をして一日の汚れをéとし疲れを癒すことを楽しみにしています。 入浴剤を入れ、温泉に行った気分で(日本人の温泉好きはアメリカ人の想像を超えていま す)éゥ宅でゆっくりと体を伸ばして風呂につかるというのは日本人にとって最高のé^沢の ようです。寒い冬の夜はéр熾利Cで体を暖めますが、家内に言わせると「カラスの行水」 だそうです(ずいぷん慣れたつもりですが、それでもéрノとって日本の湯は熱すぎるので す)。もし、輸入住宅といっても、欧米のスタイルのままの"bathroom"でなく、前述し た点に考慮したトイレと風呂場ならば、幅広く日本人にéけ入れられることは容易なので はあるまいかと考えるのですがいかがなものでしょうか。風呂について更にいえば、最近 ではジェットバスが流行しているようですが、これもいかにも日本人好みだとévいますね。  アメリカのキッチンはよく映画の中でも登場するので、日本の方々もよくご存じだとév います。アメリカのé蝠wは買い物に行くのは一週間に一度か二度ぐらいで、巨大なスーパ ーマーケットの中を大きなカートを引いて、éRのようにまとめ買いをします。したがって、 これらの食品を入れるための大きな冷凍冷蔵庫、食品ストッカーが必要になります。よく ホーム・パーティーを開くので、キッチンもそのことを念頭に入れて設計されています。 日本の家庭に炊飯器が必ずといっていいほどあるのと同じように、アメリカにはオープン とéM洗い機がキッチンに組み込まれています。この二つと前述の大きな冷凍冷蔵庫はホー ム・パーティーのé桙ノホストとホステスが席を外すのを最小限にしてくれるのです(ホス トやホステスというと誤解される方がいますが、本来は客をもてなすé蜷l役のことです)。 日本では来客があると、その家のé蝠wは料理を作るために台所に入ったままになってしま いますが、欧米ではホステスとして接客をするのが礼儀になります。エントランスでお客 様を出迎え、一éはソファなどのある場所に案内して軽く食前éなど飲んで会話を交わし、 知らないéメ同émのお客様がいれば紹介などしながらその場の雰囲気を盛り上げていきます。 やがでいい臭いが漂ってきたところで場所を移して食é魔ェénまるといったところでしょう か。したがって、前もっで下ごしらえをして出来上がりé條ヤを逆éZできるオーブンは素晴 らしい機械(らしいです)だし、デザートのパイやアイスクリームも大きな冷凍冷蔵庫と オープンのなせる技であり、後片付けはéM洗い機に立て掛けるだけでいいわけですから (特にéM洗い機についでは「夢のようだったわ」と家内が溜め息をついています)ホーム ・パーティーだって怖くありません。親しい間柄ならば、食べ物をé揩ソ寄るポットラック ・パーティーもよく行われますが、その場合も暖め直しや最後のéd上げにオープンが活躍 します。そういえば、アメリカでは他人(友人、知人の類い)に冷蔵庫を開けられるのを 別に何ともévいませんが、日本では違っていました。éрヘそれでéク敗して以来、éゥ宅以外 では冷蔵庫に近寄らないことにしています。さて、キッチンのé納庫にはかなりの容量が あり、éオ面鳥が丸ごと入る大きなオーブンや、家族の一日分の食器をまとめて洗える大容 量の食器洗い機をはじめ、家庭用電化製品や調理器具は普段はé納されていて見えまぜん。 日本は家庭用電化製品が溢れていて、しかも色の統一感がないためにéG然とした印象をé けます。その上、é納場所が少ない、というのが日本のé蝠wの共通の悩みなのだそうです。 一戸建ての場合は地下é納庫がよくありますが、本格的な地下éコの場合もあれば、簡単な 保存食などをé納するためだけの場合もあります。本格的な地下éコの場合は、洗濯éコや夫 のホビールームも一緒にあることがあります。éрフ母の元で2かéほど生活したé栫Aアメ リカのキッチンのégい心地を家内に聞いてみたところ、évった通り後片付けが楽だという 返é魔ェまず返ってきました。慣れてしまえばオーブン料理ほど楽なものはないし、電気コ ンロが4か所あるので同é桙ノ4é類の調理ができて効率がいいというのです。しかし、問 題はキッチンの高さでした。身長160センチメートルという平均的な日本女性の彼女には アメリカのキッチン台はやや高すぎて、頭上のé納庫は踏み台をégってé謔黷驍ッれど、 野菜を洗ったり切る場所はégいにくかったようです。米飯はいつぞやの米不足の析に有名 になったカリフォルニア米があるように、炊き方や食べ方に違いはあるもののアメリカで もご飯を食べます。ただ、炊飯器がないので、パッケージに鍋で炊く方法が書いてありそ の通りに炊いたと言っていました。日本の炊飯器は炊いた後、保温のために通電しておか なければならず、そのためにé納することができません。これが解決し、é納場所が増え ればもう少し日本のキッチンもすっきりするのではないでしょうか。
 éゥ宅にいるé條ヤが長くなればなるほど、いかに快適に暮らせる家にするか、ということ が重要な課題になってきます。最近では日本のサラリーマンも週休二日制のお陰でéゥ宅で 過ごすé條ヤが長くなったのではないかとévいますが、欧米では掃宅してからのé條ヤや休日 は単に家族と過すだけでなく、é味のé條ヤとして、また、éゥ宅を快適にするための努力に 費やします。夫や父親がéゥ分専用のホビールームをé揩チていることはアメリカでは珍しく ありません。地下éコだったり、ガレージの隣だったりいろいろですが、日曜大工のような 簡単なことから本格的な大工édé魔フ機械や材料まで揃えている人もいます。日本ではéゥ分 の家の外装や内装にéゥ分éゥ身でé閧加えようとする人は少ないようですが(éリ家ともなる と勝é閧ノできないというé柾もありますね)、欧米では一般的によくします。ハードウ工 アストアと呼ばれる、そのための工具や材料を売る大きな店の数も多く、内容もたいへん 充éタしています(家一件が建てられるほどの売éタぷりで、éタ際に建てる人もいます)。改 装する場合もéゥ分でペンキを塗り、壁éを貼り、と、かなりの部分をéゥ分éゥ身で行います。 それをまた日々の楽しみとしています。欧米と日本の大きな違いは、そうしたé闕りの物 に対するプライドの有無だとévいます。欧米ではé闕りであることをたいへん大切に考え ています。したがってé閧かけた家に対する愛着も強く、その家に住む人の個性が家に表 れてきます。éрヘ来日して初めて日本のéリ家が勝é閧ノ改装できないのだと知りましたが、 アメリカでは大きな工é魔ナなければéリ家でもだいたい白分が住みやすいように改装できま す(もちろん契約内容にもよります)。
 住宅は合理性ばかりを追及しすぎると、オフィスのような無機éソな住宅になってしまい ます。それでは快適とは言えません。ハードの部分は合理的でシンプルなものがいいとév いますが、内面のソフトの部分、つまりインテリアは住人の個性で埋めていくのが理想で はないでしょうか。それも最初は未完成であっても、年éをかけてéゥ分のé味に合った物 を段々にé集していき、ディスプレイするというのが楽しいのではありませんか。そうす れば、éゥ分たちだけの愛着ある家になるとévいます。
 éрフ提案は、西洋側から日本文化を眺めてみることをお薦めしたいですね。オリエンタ リズムをテーマにしたインテリアの本などを見てみるのもたいへんéQ考になるとévいます が、いかがでしょうか。日本人の概念にとらわれない日本文化の表現方法があるとévいま す。そして、それは新たな日本文化を生む可能性があります。今でこそアンティークがé éY価値のあるものとして日本でも見直されてきたようですが、とかく古い物をéフてて新し い物に飛び付きやすい現代の日本人が、便利な物、快適な物をé謔闢れる一方で、日本の 古い物を見直して、新しい物と調和させる方法を見つけてほしいとévいます。



Last, Mae Index, Hon Next, Tsugi

www.tnewfields.info/jp/jutaku.htm