『開花の時』:人間の成長に対する楽観的な見方 蓮池からあり余るほどの 生命が生れ出る 種子から花が たとえ、ぬかるみに埋もれていても 這い上がることができないと、感じていても 心配は、いらない 陽の光に触れれば 万物は、やがて花開く アーノルド:  これ、ちょっと東洋かぶれすぎませんか。 ヘザー:    蓮の比喩は東洋的でも、伝えるメッセージは普遍と思うわ。 アーノルド:  いやいや、そうでなくて、普遍の思想はインド的だと思うな。ただし、人間の本質は、どこの国でも変わらないと思うよ。 ランディ:   聖書では、我々はただの「草」だと言っているでしょ。神のみが力をもつと。 アーノルド:  それはクリスチャンの見方でしょう。でも、僕はすべての問題を、DNA配列と環境の観点から考えたいね。 エドナ:    あなた達は理屈っぽいわね。芸術は本来「考える」のではなく「感じる」ことよ。この絵や詩から心に伝わるものは無いの? ヘザー:    私は色が好きだわ。 アーノルド:  まあ、イメージはちょっと良いかな。 和訳:吉田典子 ===================================================================================== 新田博氏の『言葉の新田:一つの文学饗宴』から 概要: 超越することの必要性についての詩の中の対話のイメージです。 キーワード:超越、開花、有終、芸術 作者: 新田博 [T Newfields・新田博・黄月武] (昭和30年生まれ) 開始:2000年 名古屋 ♪ 完成︰ 2017年 東京 クリエイティブ・コモンズ・トリビューション・ライセンス {{CC-BY-2.1}} ナビゲーション: < 前: http://www.tnewfields.info/jp/kaigansen.htm 目次 http://www.tnewfields.info/jp/index.html 次 >: http://www.tnewfields.info/jp/kaina.htm 翻訳 ドイツ語: http://www.tnewfields.info/de/lotus.htm フランス語: http://www.tnewfields.info/fr/lotus.htm 英語: http://www.tnewfields.info/BlueEarth/pond.htm スペイン語: http://www.tnewfields.info/es/loto.htm 中国語: http://www.tnewfields.info/zh/hehua.htm